ベーグルの作り方

ベーグルの作り方工程

こねる

こねる

ベーグルは小麦粉、水、イースト、塩、砂糖が主な材料となります。この材料をよく混ぜ合わせます。
この「こね」もベーグル作りでは重要。混ざればOKというものでもありません。
食感の良いベーグルを作るためには混ぜ合わせた後、もっちり、ドッシリとしたベーグルにするため、更によくこねます。
もっちり、どっしりしたベーグルにするため生地をよくこねる

成形

成形

通常ドーナツなどリング状のものを作る時には型を使用したりするのですが、ベーグルは生地を棒状に延ばしてからリング状にするのが一般的。
茹でる工程があるため均一に熱が通りやすいように真ん中に穴の空いた形になっているのです。
棒状にした生地を輪の形にする。

発酵

発酵

成形を終えた生地は発酵させます。一般的なパンと比べると、発酵回数が少ないのもベーグルの特徴。
発酵が進みすぎると柔らかくなり、ベーグルらしさが損なわれます。そのため、発酵時間が生地の食感を大きく左右します。
成形した生地を発酵させます。

茹でる(ケトリング)

茹でる(ケトリング)

発酵を終えたらいよいよベーグルの最大の特徴「ケトリング」と呼ばれる、ベーグルを茹でる工程に入ります。 そもそもベーグルは、なぜ茹でるのでしょうか?・・・生地の密度とカタチに関係しています。ベーグルを一度茹でて加熱することにより、生地のガスが膨張すると同時に表面は膜を形成するため、密度の高いギュッと目の詰まった生地となります。
一度膨張させた生地は焼いてもそれ以上膨張しないので、この工程がベーグルのカタチや食感の決め手となります。そして茹で湯には蜂蜜やモルトやモラセス(糖蜜シロップ)、砂糖などを投入することが多いようです。これにより表面を艶々パリッとさせることができるのです。
はちみつや砂糖を入れたお湯でベーグルを茹でます。

焼き上げ

焼き上げ

茹で上がったらすぐにオーブンに入れ、焼きの工程へ。焼き時間により表面のパリッと感や焼き色に差が生まれます。
アソシエベーグルはどちらかというと生地独自の色味を損なわない焼き方をしています。しっかりとした食感と焼き色がお好みの方は焼き時間で調整してみるのもいいでしょう。
茹で上げた生地を予熱した180℃のオーブンで焼きます。